毎年恒例となっている6年生と新Aチームとの卒団試合を実施した。

まずは非常に暖かく、風もない絶好のコンディションの下で試合ができたことが何よりであった。

卒団生はさざなみユニフォームを着ての最後の試合ということでいろいろと思うところもあったと思うが、各自の主要なポジションを守り、ガチで勝負に来てくれた。おかげで、新Aチームにとっては3週間後に迫った大会に向け、絶好の試金石になる試合となった。

展開は卒団生チームが先手を取り、新Aチームが追いついてまた突き放されて追いついて…の展開で最終回までいっても決着がつかず、特別延長までもつれこんだ。最終的には、新Aチームがサヨナラ勝ち(7-8×)を収めることとなったが、卒団試合というイベントを超えた、非常に緊迫した好ゲームだった。

卒団生諸君のプレーを見ていると、一人ひとりひじょうにうまくなり、これから先、野球を続けるとすれば飛躍できると感じさせられるものだった。自信をもって、硬式も含めた中学野球へ羽ばたいていってもらいたい。

新Aチームは、そのような卒団生チームに粘り勝ちできたことをこれまた自信にして、新シーズンのいいスタートが切れるよう、残りの期間を有意義なものにしてほしい。