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東海岸さざなみ22001611
松林ベースボールクラブ0222006
【最終回の猛攻、逆転劇!】

松林ベースボールクラブさんをお招きしての練習試合(ダブルヘッダー)第二試合。

 

この試合は5年生を主体としたチーム構成。

 

二試合目は、なんとも忙(せわ)しないゲームであったが、第一試合とは打って変わって、両チームとも気楽に野球を楽しんでいたように見えたのが印象的だった。

子供達が楽しそうに野球をやっているのを見ると、大人も楽しくなってしまう不思議さよ。

 

そんな中、まず注目したいのは5年生、YN君。全身バネのような子で足が速い。

第二打席のレフトへのツーベースヒットは完璧な当たりだった。打撃力はここ最近、急激に上がってきたと思う。スイングがきれいで、ボールを捕える、いわゆるヒッティングポイントも理想的。このままさらに(打撃力を)上げていってほしい。また、守備でも2回裏のワンアウト、ランナー、二、三塁の場面で相手バッターは一番。二球目を強振し、センターへ大飛球。

センターのYN君がフライを捕球し、三塁ランナータッチアップを阻止すべく、すかさずバックホーム!

センター捕球位置からノーバウンド送球の大遠投がキャッチャーミットに収まり、三塁ランナーはホームに向かえず。ランナーを足止めする、好返球だった!

今後が大いに楽しみな選手だ。

 

第二試合の先発は5年生のHIRG君。1回表に自ら、2点目となるレフトへのタイムリーツーベースを放っており、気分良くマウンドに上がれたと思う。

二四死球ながら、被安打0、失点0と上出来なピッチング内容だった。

キャッチャーのYH君(5年生)も、先発のHIRG君のほか、6年生達の球を受け続け、後ろに逸らすことがほとんどない完璧なブロッキングだった。一段とキャッチャーとしての技能を高めたと思う。

 

5回まで5−6の1点ビハインドと接戦であったが、5年生も6年生もこの接戦に根負けすることなく、「野球をし続ける姿勢」が何気に持続できているところが頼もしい。

その結果が、6回の猛攻撃に繋がり、結果、試合をモノにしている。

技術的な向上はもちろん大事だが、「精神的(メンタル)」な部分の向上というのも大事であり、この試合は(終始、みんなが野球を楽しんでいたからかもしれないが)それを体現できた、なかなか意味のある内容だったと思う。

 

5年生は来週「烏帽子カップ」がある。今日の試合の良いイメージを残しつつ、全力で「野球をし続けて」ほしい。

 

そして、6年生は夏の二大会に向けて、良いところをさらに伸ばしていこう。

 

お相手いただいた松林ベースボールクラブ さん、ありがとうございました!