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東海岸さざなみ0231017
香川グリーンスターズ0001023
【YNS君、今シーズン一番のピッチング!!】 〜 さざなみ外伝 〜

【前回のあらすじ】

6年生が小学校野球の最後を”楽しむ”「豪雪杯」w

そして、大人(特に指導者≒監督)は必死になる大会でもある(最下位チーム(※)の指導者は丸坊主)。

 

※「豪雪杯」は「逆トーナメント(最下位決定)」もあるので、えげつない。

 

今年は、さざなみ単体ではなく、人数が少ないチームとの合同チームとして参加することとなったが、パートーナーとなるお相手は・・・なんと、親和ファイヤーズさん!!

心強すぎる!!

 

さて、本日やいかに!?

 

気づけば、早くも「準決勝」。お相手は、香川グリーンスターズさん。

 

しかし、なんでしょう?この緊張感のなさ。

いや、良い意味で。

 

子供たちも大人たちもリラックスムードの中、まずは会場(グラウンド)作りから。そこからっ?!

 

ほぼ、我々が子供のころに友達を集め、空いているグラウンドへ行って、足でホームやバッターボックスや塁線を描いていたレベルに近い感じで、適当に線を引いているところ、さすがに「ちゃんと測って作れ」と大の大人たちが叱られ、なんやかんやで「だいたい」いつも通りのグラウンドができた。

 

そして、そんな状況の中、細かいことは気にせず「野球さえできればそれで良い」子供たちは、フィールドへ駆け出すのであった。

 

この試合、先発のYNS君は、自他ともに認める「今シーズン一番のピッチング」!

1回裏、サードとショートへの内野ゴロで三者凡退。

2回裏、三者連続三振。

3回裏、先頭バッターを四球で歩かせるも、後続を三者連続三振。

4回裏、1点を失うも、二者連続三振。

もう笑けるくらいの豪速球の威力たるや。

「なんで、よりによって今日なの?」と言いたくもなる方々がいらっしゃるかもしれないが、「野球はメンタルのスポーツ」と言うくらい、気持ち(緊張、焦燥、不安、興奮、歓喜、集中など)一つで力が発揮できたりできなかったりするもの。

 

今日の会場全体のリラックスムードが、YNS君の気持ちに作用して、指先からボールに伝わったのだろう。

この日のピッチングはこれからのステージへ、大いに勢いをつけてくれたことだろう。

 

それにしても、親和さんの子供たちはベンチだろうとフィールドだろうと、良く声が出ていた。そして、良い子たちばかりだ。さざなみの6年生たちだって負けてはいないが、どうやら、それ以上のようだ。

礼儀正しく、そして、自分たちがその瞬間、その瞬間、どう動けば良いか理解している。

よい(良い、善い、好い)チームとはこうあるべきなのだなぁ、と改めて感じさせられたひと時だった。

今年のいくつかの大会で出会ったチームは、このようなチームばかりで、ことごとく強かった。親和さんと同じチームを組めて、とても良かった。感謝します。

 

打つ方では、この日は8番に座ったYJ君が、2回表、ツーアウト、ランナー、二、三塁の場面で三塁線を鋭く破る、先制の2点タイムリーヒットを放つ。

4回表には、「3番」のKTR君がレフトオーバーのタイムリーツーベースヒットで存在感を示す。

 

※ちなみに、この試合のキャプテンじゃんけん。KTR君は「勝っ」て「先攻」をとった。

 

結果、7−1で勝利し、決勝進出。

この後、1試合を挟んで、決勝戦を迎える。

 

さ、昼飯だ。