練習試合  Aチーム (2021/6/12 10:00 東海岸小学校)

本日は、春の市大会準々決勝で敗戦を喫した鶴嶺ストロングボーイズさんとの練習試合。

ご来校いただきまして、誠にありがとうございます。

 

あの敗戦から、自分たちがどれだけ成長しているのかがわかる試合となるであろう。

 

さて、先攻はさざなみ。

 

一番のHYTくんが５球粘った後の６球目をレフトへ高々と打ち上げるも、相手チームのレフトが追いつけず、結果、ツーベースで出塁。

二番、Sくんが確実に送って、ワンアウト、ランナー三塁。

三番、MSTくんが三振に倒れるも、最近、得点圏打率が上がりつつある四番、ETくん。

初球を右方向へおっつけて、ライト線を深々と破るタイムリーツーベスヒットで先制！

続く、五番、DSくん（５年生）もレフトへ弾き返し、相手チームのレフトがもたつく間にETくんが生還。打ったDSくんも二塁へ。2−0。

初回から良い攻撃の流れが作れた。

 

しかし、相手は強豪。そうそう黙ってはいない。

 

先発は、先ほど先制タイムリーのETくん。

気を良くして、３人で切りたいところだったが、相手チームの一、二番に連続ヒットを許し、三番バッターにはセンターオーバーのスリーランを浴びてしまう。

あっと言う間に2−3と逆転される。

 

その後、４回までお互いに無得点が続く。

先発のETくんは１回以降、球数は増やしたものの相手を０点で抑え、奮投（ふんとう）した。

３回途中で二番手としてマウンドに上がったMSTくんも２回1/3を０点で抑え、内容もとても良いピッチングだった。

 

次に試合が動いたのは５回表。

 

キリよく、さざなみは一番、HYTくんからの攻撃。

三球目をレフト前へ運び、盗塁とワイルドピッチで三塁へ進むと、二番、Sくんがセンターへタイムリーヒットを放ち、3−3の同点。

ここから、相手のミスや四死球につけ込み、打者一巡して一番、HYTくんの２点タイムリーツーベース、Sくんのタイムリーヒットまで、この回、一気に８点を奪って10−3。試合を有利に進めることになる。

 

この辺りが、さざなみの成長のひとつではないだろうか。先制されても、逆転されても、焦ることも諦めることもなく、淡々と次の得点のチャンスを伺い、その時がくればしっかりと得点する。攻撃の流れはできていると思う。

 

６回表にも、先頭のKKくん（５年生）が右中間を深々と破るツーベースヒットで出塁すると、七番、キャプテンKZRくんが四球を選び、八番、YMくんの打席。

ここ最近、迷いのある打席が続いたが、この打席で今までの迷いがすべて打ち消されたかのような、YMくんらしい綺麗なレフト前ヒットで満塁のチャンスを作る。

その後、二人が凡退し、バッターは二番、Sくん。初球をレフト前へしぶとく運び、ランナー２人が帰って、12−3。

 

７回表も、先頭の四番、ETくんが四球で出塁すると、相手ピッチャーの連続ワイルドピッチなどでホームに帰って13−3。ついに、あの強豪を相手に１０点差をつける。

さらに、ワンアウト、ランナー二、三塁の場面で、当たりを戻しつつある八番、YMくんがセンターへタイムリーヒットを放ち、14−3。

 

７回裏。

この試合の６回からマウンドに上がっているSくんがそのまま続投したが、やはり強豪。

このまま黙って引き下がるはずもなく、先頭の一番バッターが打ち上げたファールフライをサード、ETくんが大ファインプレー！でワンアウトをとったものの、続く、二番、三番バッターに連続ヒットを許し、四番バッターをピッチャーゴロで打ち取るも、ツーアウト、ランナー二、三塁の場面で五番バッターにライト方向へ強い当たりを弾かれ、ランナー２人が帰り、14−5。

最終回の土壇場でもなお得点を奪う姿勢は見習わなくてはならなくもあり、投手力、守備力の強化の課題でもある。

なおもツーアウト、ランナー二塁の場面。しかし、六番バッターをファーストファールフライで打ち取り、ゲームセット。

 

春の市大会の敗戦から、さざなみの皆は着実に成長できていると言って良いだろう。

しかし、油断も満足もしてはいけない。あくまでも、今は「成長過程」である。

 

これからも強敵はいくらでも現れ、ことごとく壁にぶち当たることだろう。

 

まだまだ精進の日々は続く。何はともあれ、本日はナイスゲーム！！

 

※ちなみに、本日の勝利により、今シーズンのさざなみは節目の通算「１０勝目」に到達。

 

【全試合】       14試合 10勝 4敗 0分（.714）
【公式戦】　      7試合   5勝 2敗 0分（.714）
【練習試合】      7試合   5勝 2敗 0分（.714）

※2021/06/12現在